「夫婦は鏡」って、よく聞きますよね。
パートナーの良いところや嫌なところは、実は自分の嫌なところや良いところを映している、ということです。
心理学的には、「投影」という作用が働いていると言われています。
仕組み的には、こんな感じ⬇
① 自分の中で、いやだなぁ~と思ってる部分がある
ーー↓
② でも自分ではそれを認めたくない!(否認)
ーー↓
③ その嫌なところを相手に押し付ける(投影)
例えば、自分が怒りっぽい人間だと思ってたとする。
でも、怒りっぽい人間である自分は嫌!と思ってる。
そこで、怒りっぽい人間なのは私じゃなくて相手(例えばパートナー)なんだ、と思い込む。
・・・いやいやいや、とんでもない機能ですね(笑)
要は、相手を通して自分自身を見ているということなんです。
でも、それを知ってから夫の嫌なところが見えた時に、今私の目に見えている夫は自分自身なんだなと思えることが増えました。
夫が顔を真っ赤にして怒っているのを見て、あぁ私ってこんな顔して怒ってるんだなって(笑)
妙に冷静になれます😅
そうすると、まずは自分の行動を振り返るようになって無駄にカリカリしないように気を付けるようになりました。
で、ここからが不思議なんですが、私が穏やかになるにつれ夫も段々と結婚した当初の穏やかな夫に戻っていきました。
(なんということでしょう!)
「売り言葉に買い言葉」なんてフレーズがありますが、逆もしかりなんですね。
「夫婦は鏡」というのは、言い得て妙だなと感じています。