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乳児期

外出先での液体ミルクの温め方~色々試した中での最善策~

2020年3月5日

最近は液体ミルクの登場により、外出先での調乳作業が不要になりましたね。

液体ミルクは割高だけれど、楽ちんだし荷物も減るしすごい便利です。

 

我が家でもアイクレオの液体ミルクを重宝していて、常に自宅にストックしています。

ところで、液体ミルクは常温で飲ませられるとはいえ、常温だと嫌がって飲まないお子さんいらっしゃいません?我が子もそうなんですが。

それで色々液体ミルクの温め方を考えたり調べたりしてみましたので、以下にご紹介させていただきます。

1.電子レンジでチンする

まずはレンチン作戦。コンビニやフードコートに置いてある電子レンジをお借りしてチンしちゃうやり方です。

これはご存知の方が多いとは思いますが、危険なので止めたほうが良さそうですね!

電子レンジでミルクを温めると、熱いスポットができちゃうので子どもがヤケドしちゃうらしいです。

WHO等が作成した指針にも書いてありました。

電子レンジは、加熱が不均衡で、一部に熱い部分(「ホット・スポット」)ができ、乳児の口に火傷を負わす可能性があるので、温め直しには絶対に使用してはいけない。

(出典:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン

2.湯せんで温める

あとは、お湯を水筒に入れて持参したり、授乳室のお湯をもらったりして、湯せんで温める方法。

湯せんなので安全性的には良い気がしますが、これをやっちゃうとせっかくの液体ミルクの手軽さや荷物の少なさというメリットがなくなってしまうような…。

3.カイロで温める

ということで、カバンの中にミルク+カイロを入れて温める方法を試しました。

バッグの中に入った哺乳瓶

カイロ以外の特別な道具は不要だったのと、カバンに入れて放っておくだけなので楽な点がメリットでした。

一方この方法のデメリットは、温まるまで時間がかかること!

以下の参考記事で詳しく書きましたが、市販のカイロで60mlのミルクを人肌までに温めるのにかかった時間は2時間半

またミルクを温める度に毎回カイロを消費するので、その都度お金がかかるのもデメリットです。

3.哺乳瓶ウォーマーで温める

私は最近まで知らなかったんですが、USBでバッテリーに繋いで持ち運べるタイプの哺乳瓶ウォーマーがネットでけっこう売っています。

この方法のメリットは、とにかくウォーマー自体が温まるまでの時間が速いこと。

私が購入した哺乳瓶ウォーマーの場合、バッテリーに繋いでから30秒〜1分くらいでウォーマーがカイロくらいの温かさまで到達しました。

(ただし、結局そこから30分くらい待たないと哺乳瓶の方は温まらなかったんですけどね!)

哺乳瓶ウォーマーのデメリットは、初期費用がかかることです。

私はネットのセール品を買いましたが、本体が¥1,000、モバイルバッテリーが¥1,500ほどかかりました。

頻繁に液体ミルクを使う方は元がとれるかもしれませんが、たまにしか使わない場合は使い捨てカイロを使った方が費用的にはお得かもしれません。

4.結局どのやり方が1番?!

個人的にオススメなのは、カイロか哺乳瓶ウォーマーですね。

初期費用がかかるのが嫌な方はカイロ、早く温めたい方は哺乳瓶ウォーマーというところでしょうか。

仮に30個入りカイロを¥700円で買えて、哺乳瓶ウォーマー(本体+バッテリー)を¥2,500で買えるとします。

その場合、54回以上液体ミルクを温める機会がある人は、哺乳瓶ウォーマーの方がお得ということに。

(1回の温めあたり、2枚カイロを消費すると想定して計算しています。)

ただしどちらのやり方で温めるにしろ、注意すべきは衛生面ですね。

私はカイロや哺乳瓶ウォーマーで、ミルクの入った哺乳瓶を温める実験をしましたが、実際は哺乳瓶に注いでから温めるのは菌の繁殖リスクが増えます

根拠は、先ほども登場したWHO等のガイドラインです。

粉ミルクは15分を越えて加熱し続けることがないようにする。これは、長時間再加温することで、粉ミルクを有害細菌の増殖にとって理想的な温度下に置くことになるからである。ボトルウォーマーに粉ミルクを長時間入れたままにしておくことが、E.Sakazakii による感染のアウトブレイクの一因となり得ることが報告されている。

(出典:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン

はい、つまりジワジワ温めるのはダメらしいです。

実はこのガイドラインは普通の粉ミルクの調乳・再加熱についての話であって、液体ミルクの話ではありません。

ただ、無菌充填された液体ミルクも、一度開封して哺乳瓶に注いだ時点で外気や哺乳瓶内の菌に接触するリスクが出てしまうので、ジワジワ温めは危険だと思います。

5.私のやり方

衛生的な理由から、私は哺乳瓶ウォーマーを使って、紙パックのまま液体ミルクを温めてます。

お子のミルクタイムの30分前くらいから鞄の中に入れたミルクウォーマーを発動しておけば、飲むタイミングで良い感じになっているのです。

皆さまも、ご自身に合った温め方が見つかると良いですね!

 

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  • この記事を書いた人

ナミ

田舎在住の東大ママ。鬼速で家事をこなす方法を、日々探究中です。 『いいな』と思った記事をSNSで拡散していただけると、泣いて喜びます! twitter・インスタをフォローしていただけると、跳んで喜びます!(フォローするにはSNSのアイコンをタップ ↓↓↓↓↓)

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