こんにちは。田舎在住の東大ママ、ナミ(@nami_hoshito)です。
子育てママなら一度は買うか迷うであろう、育児本。
早いとプレママ時代から買ってる方もいますね。
私も普段から本を読んで調べ物をするのが好きなので、育児本についても興味津々でした。
しかし、育児本って本当に読む必要あるんでしょうか?
私も子どもを産んでから買おうか迷って、結局何冊か買って目を通しました。
そこで、実際に育児本を読んでみて感じたメリット・デメリットと、そもそも育児本が必要なのか?という点を今回ブログ記事にしてみました。
育児本との付き合い方の参考になれば幸いです。
1.育児本のメリット
まずメリットとして、私が思うことは3つ。
①情報の質
今の時代、インターネットで何でも情報は手に入るので、わざわざ育児本を買う必要はない、という考えは正しいと思います。
しかし、ネットよりも本の方が優れてるのは情報の正確性、つまり「情報の質」です。
ネットの情報って、ほんとに玉石混交ですよね!
私も妊娠中とか何かあるとネットで調べちゃって、「こう聞いたんですけど…」ってお医者さんに言ってみたところ「え、そうなの?何それ」的な感じで返されたことも(笑)
書籍の場合はある程度専門家の監修なども入るので、いちいち「この情報は信憑性があるものか?」と情報源の確認などに手間を割かなくて済みますね。
②体系的に学べる
本を通して育児のことを体系的に学ぶことで、知識の漏れを防ぐというメリットもありますね。
例えば赤ちゃんにハチミツをあげちゃいけない、というのは皆んな知ってるけど、生魚とか生卵もある程度大きくなるまであげちゃいけないよ、とか。
ネットでパラパラ調べていると一部の情報しか得られなくて知る機会がないかもしれませんが、例えば離乳食の育児本を読めば、食に関する一通りの知識が漏れなく身につきますね。
③安心できる
結局のところ、私は育児本の最大のメリットはコレなんじゃないかと思います。
子どものためというのもそうなんですが、何より右も左も分からない親の「本当にこれで良いのか?」という不安を抑えるために育児本ってあるんじゃないかなという気がします。
2.育児本のデメリット
①情報の速さ
情報の正確性が高いのと引き換えに、情報の速さはネット等に劣る可能性がありますね。
特に育児については日進月歩で、何が正しいかなんて目まぐるしく変わります。
最近二人目を産んだ私の知人も、『一人目を産んだ時(数年前)と今では育児の正解が変わってるから、また勉強し直しだわ〜』、とぼやいてました。
古い本を買ってしまったりすると、今の常識とはズレが出る可能性がありますね。
②育児書に取り憑かれる
育児書はあくまで基準を知ったり、「こういう考え方もあるんだ」と知見を広げたりするためのもの。
しかし育児書が絶対的に正しいマニュアルのように感じてしまうと、逆に育児書を見たせいで不安になってしまったり、自分を苦しめてしまうことになります。
例えば赤ちゃんの寝返りは大体5〜6か月って書いてあるのに、うちの子まだ寝返りしない…大丈夫かしら…と心配になってみたり。
また例えば離乳食は毎食、炭水化物やタンパク質、ミネラルなどをバランス良く作らなきゃ…と自分に完璧を求めたり。
3.結論!
以上のことから、私は知識の漏れをなくすため&安心するために育児本はあったほうが良いと思っています。
特に離乳食の本は具体的なレシピや食べて良いもの・悪いものなどを知ることができて重宝しましたよ。
ただし、逆に育児本のせいで不安になって「こうあるべき」「こうするべき」というとらわれが起きるなら、読まない方が良いです。
安心を得るのが目的なのに、逆に追い込まれるなんて、ママさんにも子どもにも良くないし本末転倒です。
(しかも育児の常識はすぐ変わるので、育児本とはいえ絶対視しない方が良い。)
私は育児本はざーっと軽く目を通して自分の知識に漏れがないかだけ確認して、後は手探りでやろうくらいの軽い気持ちでいました。
それくらいの付き合い方で良いと思います。
また親御さんと同居してたりママ友との交流が盛んだったりして、育児本以外の手段で情報を得る機会が十分にある方、不安に思うことが特にない方は、そもそも本を買う必要もないかなと思います。
4.オススメの育児本
主婦の友社の「実用No.1シリーズ」(はじめてママ&パパシリーズ)は分野ごとに本が出てるので、「これについて知りたい!」と思った時に必要なジャンルの知識が手に入って良かったです。
(写真も多くて見やすかった。)
中でも離乳食の本は、作り置きの仕方など効率的に作るテクニック等も載ってて良かったので、特にオススメです!!
他にも色々シリーズが出ていて、私も必要だと思った時に必要なジャンルの本をチョコチョコ買いました。
5.さいごに
私が1番大事にしているのは、育児本に載っていた知識ではなく知り合いのマダム(3人の子育て終了)が仰っていたお言葉です。
「虐待とかさ、よっぽどのことしない限り子どもはほっといても勝手に育つわよ。」
ですって。
きっと育児本は教科書ではなく、あくまで、ママさんが心の余裕をもって子育てするためのツールなんですね。
なので育児本の内容にとらわれ過ぎず適度な距離感でうまくお付き合いできれば、なかなか良いものだと思いますよ😊
やっぱり子供の成長に一番大事なのは、ママの笑顔なのではと感じる今日この頃でした。