子育て中のママなら一度は聞いたことがある完母・完ミ・混合というワード。
今回はプレママさんや、まさに現在進行形で授乳中の方向けに、完母・完ミとは何かと、実際に授乳やミルク作りを経験した私が感じるそれぞれのメリット・デメリットについてブログ記事にさせて頂きます。
完母とか完ミって何?
まず完母は、母乳メインで子どもを育てること。
完ミは粉ミルクメインで子どもを育てること。
そして混合は、母乳&粉ミルクどっちも使うよ!ってこと。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
まずは完母の良いところから、説明させていただきます。
完母の良いところ
ミルクを作る手間がない
まず、完母のメリットはおっぱいをペロッと出せばいつでもどこでも授乳可能なこと!
特に冬場の夜中の授乳とか、お布団に入ったままで授乳できるのがすごい楽です。
夜中起きて台所行って、お湯を沸かしてミルク作って冷まして、終わったら哺乳瓶洗って…って作業はけっこう泣きたくなります🤣
ただし母乳のデメリットとして、腹持ちは悪いので、生まれたばかりの頃は母乳だけだと頻繁に夜中起きて授乳しなきゃいけなくなります。
粉ミルク代がかからない
粉ミルクって、けっこうお高いのね…
というのが子どもが生まれてから知った衝撃事実。
私が使ってた粉ミルクの場合、例えば1日500ml飲むとすると、13日くらいで800gの大きな缶が1缶なくなっちゃいます。
1缶¥3,000弱だったので、その出費が月に2回くらい発生すると考えるとけっこう痛い。
お出かけの時に、荷物が少なくて楽ちん
ミルクしか飲まない子の場合、おでかけの時はお湯を入れた水筒やら哺乳瓶やらを持ち歩く必要があって大変。
その点母乳なら、ペロッとおっぱい出せばすぐに授乳できるので楽ちんです。
私もちょっと長距離を移動する時とか、移動途中で車の中でさっと授乳してから再出発したりできたのが楽でした。
ただし最近は哺乳瓶にストローで注ぐだけの液体ミルクや、軽いプラスチックの哺乳瓶も販売されてるので、それらを駆使すればミルク派でもけっこう楽できます。
私もアイクレオの液体ミルクは常備して、お世話になってます~~。
冷たいままのミルクをあげるって最初どうなの?って思いましたが、ちゃんと飲んでくれました!
お子の可愛い顔が見られる特典あり
赤ちゃんのお世話をしてて、最終的に1番可愛いなって思ったのは授乳中の顔でした。
おっぱいをハムハムしてる時の顔。ハムハムの途中でこっちをチラ見してニタァッと笑う顔。
母性が爆発するのを感じました。笑
ママだけの特権ですね。
完ミの良いところ
他人に子どものお世話を任せられる
ミルクは誰でも作ってあげられるので、他人に長時間子供を預けても平気。
ただし完母の方でも、最近は電動搾乳器とかで楽に母乳をストックできるので、母乳量が多い場合はストックしといてそれをあげてもらう手もあり。
自分が口に入れるものを気にしなくて良い
完ミだったら、カフェインやお酒の摂取も問題なし!薬も気にせず飲めちゃいます。
乳首トラブルから解放される
私も特に最初の頃は授乳に慣れなくて、毎回授乳が痛くて痛くて苦痛でした。
母乳の出が悪かったり、歯が生えてきた頃に授乳したりすると、「この痛みを感じるよりはミルクを作る作業した方がラク!」と感じるかもしれません。
完ミの場合は、そんな乳首トラブルから解放されます。
混合育児は良いとこどりかも
最近は、母乳とミルクの混合育児をしているママさんが多い印象ですね。
混合育児は、母乳とミルクの良いとこどりができるからだと思います。
ちょっとした外出だったら、授乳ケープを持ち歩いて好きな時にすぐおっぱいをあげることができます。
一方、夜寝る前にはミルクをあげれば、腹持ちが良くなり夜ぐっすり寝てくれるようになります。
お酒を飲みたくなったら、飲んだ日だけ母乳はあげずにミルク育児にしたりもできますね。
とにかく、融通が利くというのが混合育児の良いところです。
ただし赤ちゃんによってはミルクNGで、おっぱいしか飲まなかい子もいたりするので、なかなか混合が良い!と思ってもうまくいかない場合もありますね。
さいごに
〜母乳育児の方が良いと聞くけれど〜
母乳の方が子どもの免疫力を高めるとか、肥満予防に良いとか聞くし、確かにそれはそうなのかもしれません。
でも赤ちゃんが健康に過ごすための大前提として大事なのは、まずはママが幸せに育児できることなのでは?と思います。
絶対母乳あげなきゃー!と思ってママがカリカリしたり悲しい思いしてると、本末転倒というか…赤ちゃんも悲しくなるし、あまり宜しくないですよね。
逆にママもハッピーな気持ちで接すると、赤ちゃんの健康にも良いのではないでしょうか。
だから母乳が出なくても悩みすぎる必要はないし(私も最初の2ヶ月くらいは十分に出ませんでした!)、好きなお酒を我慢してストレスになるならたまにはミルクもあり!ってくらいの軽い気持ちの方が、結果的に子供も健康的に育ってくれるかもしれませんね。